先日、友人に
「お勧めの映画教えて」
と聞かれました。
この質問、よくされるけど、されるたびにフリーズする
映画が好きで、わりと観ている方だと思うんですが、この質問にパッと答えられない。
いつも。。毎回。。季節を問わず。。
「映画はやっぱり人それぞれに好みがあるし、ジャンルも色々ある。
あと、観た映画が増えれば、増えるほど、好きな映画も増えて、なかなか一つを決められない。。」
といった、言い訳はたくさんできそうだし、実際してきましたが、もうそれ、やめにします!
ようは思い出せない、観た映画をだだ忘れしているだけなわけですよ、私。
で、ひらめいたのが備忘録。
お勧めの映画をこのブログで紹介しつつ、備忘録として残していく。
一石二鳥の思いつき企画です
というわけで、一発目。
「スラムドッグ$ミリオネア Slumdog Millionaire」
一発目だし何の映画にしようか迷ったけど、近年観た映画の中で一番最初に思い出したこの作品にしました
最初に思い出したってことは、印象がそれだけ強いってことだろうからw
内容をものすごく、ざっくり説明しますと、
インドの大都市、ムンバイのスラム街で生まれ育った少年ジャマールの過酷な人生と運命、愛と成長の物語です
もっと細やかな物語の説明、出演者などの詳細は公式HPかAmazonにて丁寧に載ってますので、そちらでご確認いただければと思います。
ここでは、私なりの「なぜお薦めなのか」、「見所はどこか」というところだけを語らせていただきます!
いざ!
もう、本当に脚本、映像、音楽、出演者、どれをとっても素晴らしいんです
良い映画の要素を全て兼ね備えている 完全黄金比率の傑作。
涙あり笑いありはもちろん、ロマンス、ヒューマニズムも加えつつ、宗教や社会問題まで折込んである。
詰め込みすぎて残念な作品が多々ありますが、このまとまりは凄いです。
神業
アカデミー賞最多8部門を受賞はダテじゃないです
さすが、ダニー・ボイル!
さすが、アンダーワールド!
この映画の好きな所の一つはまず、その疾走感が突き抜けてる!
少年ジャマールがその人生を駆け抜けていくのを 体感するような疾走感があるんです。
私の個人的な傾向ですが、ラピュタを筆頭に
「誰かのためにどこまでも駆けていく!」
そんな映画にグッときてしまう。
この作品は まさにど真ん中、どストライクでしたね
走るんですよ、ジャマールが。
どこまでも、どこまでも駆けていくんです、彼の運命の少女、ラティカーのために!
どれだけ遠く離れてしまっても、何度引き裂かれようとも、思い強く、探し出す。
運命を信じている、というよりも疑いすらしていない。
ここまでの説明でジャマールは、なんだかちょっと暑苦しい熱血少年みたいな印象がするかもしれませんが、そうでもないんです。
どちらかというと大人しめ。
そして素直で純朴。
そんなジャマールには、彼と正反対な意地悪なことばっかり言ったり、やったりする兄、サリームがいます。
彼のおかげでさんざんイヤな目にあったりします。
最終的には、彼は自身が追い求めた金、力の陰に押しつぶされてしまうんですが。。
やなヤツなんです。
でも、私、結構 彼も好きです。
兄として弟を守ろうとする責任感、それゆえに強さ、力や財を求めていったのだろう彼のことは嫌いになれないよ。
私の好きなシーンで凄く印象に残っている場面。
親を亡くした幼いジャマールとラティカーが出会い、仲良くなって彼女はついてくるんですよ、兄弟のあとを。
兄サリームは
「足手まといなだけだから、追い払え!」
ってジャマールに言うの。
でも、ラティカーも行くところないし、少し距離を置きながら彼らについて行くんです。
雨が降る夜、土管?に潜り込んで一夜をしのごうとする兄弟。
兄は意地悪く、
「あいつ、絶対にここに入れるなよ!早く追い払え!!」
そう言って、背を向けて寝てしまう。
ジャマールは兄が寝たのを見て、雨にうたれるラティカーを呼び寄せ、中に入れてあげるんです。
その時、兄ちゃん、寝てないんです。
本当は。
背を向けてるけど、目は開いていて起きてるんです。
弟が彼女を呼んであげるなというのは、わかってたんですよ。
で、そうした後もなにも言わず、寝たふりしている。
すごく小さなエピソードではありますが、あのシーン本当に大好きなんです。
そういう細やかで心に響くようなシーンがふんだんにある映画です。
アカデミー後は満員御礼で待ち合わせ時間に遅れた友達が入れなくって映画観てないのに、泣いて帰った
という思い出もあり、とても印象深い作品です。
原作は「ぼくと1ルビーの神様」という小説です。
当然と言えば、当然ですが、映画には入っていないエピソードや設定が変わっている点も色々あるようです。
私も今度読んでみようと思います
たぶん、図書館にも絶対あると思う。
DVDはぜったいにレンタルビデオ屋さんにあります!
観て損はないはず!
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
あなたは勇者だ!
ついでに良かったらポチッとお願いします。ブログランキング
「お勧めの映画教えて」
と聞かれました。
この質問、よくされるけど、されるたびにフリーズする
映画が好きで、わりと観ている方だと思うんですが、この質問にパッと答えられない。
いつも。。毎回。。季節を問わず。。
「映画はやっぱり人それぞれに好みがあるし、ジャンルも色々ある。
あと、観た映画が増えれば、増えるほど、好きな映画も増えて、なかなか一つを決められない。。」
といった、言い訳はたくさんできそうだし、実際してきましたが、もうそれ、やめにします!
ようは思い出せない、観た映画をだだ忘れしているだけなわけですよ、私。
で、ひらめいたのが備忘録。
お勧めの映画をこのブログで紹介しつつ、備忘録として残していく。
一石二鳥の思いつき企画です
というわけで、一発目。
「スラムドッグ$ミリオネア Slumdog Millionaire」
一発目だし何の映画にしようか迷ったけど、近年観た映画の中で一番最初に思い出したこの作品にしました
最初に思い出したってことは、印象がそれだけ強いってことだろうからw
内容をものすごく、ざっくり説明しますと、
インドの大都市、ムンバイのスラム街で生まれ育った少年ジャマールの過酷な人生と運命、愛と成長の物語です
もっと細やかな物語の説明、出演者などの詳細は公式HPかAmazonにて丁寧に載ってますので、そちらでご確認いただければと思います。
ここでは、私なりの「なぜお薦めなのか」、「見所はどこか」というところだけを語らせていただきます!
いざ!
もう、本当に脚本、映像、音楽、出演者、どれをとっても素晴らしいんです
良い映画の要素を全て兼ね備えている 完全黄金比率の傑作。
涙あり笑いありはもちろん、ロマンス、ヒューマニズムも加えつつ、宗教や社会問題まで折込んである。
詰め込みすぎて残念な作品が多々ありますが、このまとまりは凄いです。
神業
アカデミー賞最多8部門を受賞はダテじゃないです
さすが、ダニー・ボイル!
さすが、アンダーワールド!
この映画の好きな所の一つはまず、その疾走感が突き抜けてる!
少年ジャマールがその人生を駆け抜けていくのを 体感するような疾走感があるんです。
私の個人的な傾向ですが、ラピュタを筆頭に
「誰かのためにどこまでも駆けていく!」
そんな映画にグッときてしまう。
この作品は まさにど真ん中、どストライクでしたね
走るんですよ、ジャマールが。
どこまでも、どこまでも駆けていくんです、彼の運命の少女、ラティカーのために!
どれだけ遠く離れてしまっても、何度引き裂かれようとも、思い強く、探し出す。
運命を信じている、というよりも疑いすらしていない。
ここまでの説明でジャマールは、なんだかちょっと暑苦しい熱血少年みたいな印象がするかもしれませんが、そうでもないんです。
どちらかというと大人しめ。
そして素直で純朴。
そんなジャマールには、彼と正反対な意地悪なことばっかり言ったり、やったりする兄、サリームがいます。
彼のおかげでさんざんイヤな目にあったりします。
最終的には、彼は自身が追い求めた金、力の陰に押しつぶされてしまうんですが。。
やなヤツなんです。
でも、私、結構 彼も好きです。
兄として弟を守ろうとする責任感、それゆえに強さ、力や財を求めていったのだろう彼のことは嫌いになれないよ。
私の好きなシーンで凄く印象に残っている場面。
親を亡くした幼いジャマールとラティカーが出会い、仲良くなって彼女はついてくるんですよ、兄弟のあとを。
兄サリームは
「足手まといなだけだから、追い払え!」
ってジャマールに言うの。
でも、ラティカーも行くところないし、少し距離を置きながら彼らについて行くんです。
雨が降る夜、土管?に潜り込んで一夜をしのごうとする兄弟。
兄は意地悪く、
「あいつ、絶対にここに入れるなよ!早く追い払え!!」
そう言って、背を向けて寝てしまう。
ジャマールは兄が寝たのを見て、雨にうたれるラティカーを呼び寄せ、中に入れてあげるんです。
その時、兄ちゃん、寝てないんです。
本当は。
背を向けてるけど、目は開いていて起きてるんです。
弟が彼女を呼んであげるなというのは、わかってたんですよ。
で、そうした後もなにも言わず、寝たふりしている。
すごく小さなエピソードではありますが、あのシーン本当に大好きなんです。
そういう細やかで心に響くようなシーンがふんだんにある映画です。
アカデミー後は満員御礼で待ち合わせ時間に遅れた友達が入れなくって映画観てないのに、泣いて帰った
という思い出もあり、とても印象深い作品です。
原作は「ぼくと1ルビーの神様」という小説です。
当然と言えば、当然ですが、映画には入っていないエピソードや設定が変わっている点も色々あるようです。
私も今度読んでみようと思います
たぶん、図書館にも絶対あると思う。
DVDはぜったいにレンタルビデオ屋さんにあります!
観て損はないはず!
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
あなたは勇者だ!
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